コーヒー豆の保存はペットボトルで十分だった
コーヒー大好きなイラストレーター、アシカガケイです。
コーヒーブログ「よむコーヒー」は、私アシカガケイが日々仕入れたコーヒーに関するコツや雑学、豆知識を、正直な文章とやわらかいイラストでお届けするブログです。
■在宅コーヒーのコツ■
このコーナーではインスタント、ハンドドリップ問わずコーヒーを通じて自宅で過ごす時間を豊かにしたい人に向けて、試してみたくなるコツや便利なコーヒーアイテムを紹介します。
買ったコーヒー豆、何に入れて保存してます?
今日は焙煎豆を買っている人共通のお悩み、「豆の保存」について。
皆さんは買ったコーヒー豆を何に入れて保存していますか?
あまり印象がないかもしれませんが、実はコーヒー豆は鮮度管理が難しいデリケートな食品です。好ましくない環境で保存しているとみるみる劣化し、せっかくの味や香りが落ちてしまいます。
コーヒーの保存法はけっこうこだわり派の人も多く、保存期間によって容器や環境を変えるべきなどいろいろと議論の余地があるようなのですが、
今日は、「自宅で飲むコーヒーのレベルで程よくおいしさを保てて、かつ手間のかからない方法」という目線で、しっくり来た方法をこっそりみなさんにお伝えします。
※今日はコーヒーを豆で買って保存するという前提のおはなしです。粉での保存についてはまた今度書こうと思います。
コーヒー豆の保存に適した容器
一般的に、コーヒー豆の保存容器を選ぶ条件として、下記のような機能があればベターとされているようです。
- 気密性:揮発性のコーヒーの香りを逃げにくくする。
- 耐久性:豆から発生するガスで膨張するため丈夫な容器が必要。
- 遮光性:劣化の原因となる紫外線を避ける。
- デザイン性:見た目の問題。日用品なのでインテリアに馴染むものを。
上記を満たせば基本どんな容器でもよいのですが、いざコーヒー保存用にとオンラインで買おうとすると、200g用の缶で800円~ オシャレみのある瓶や陶器製に手を出そうものなら1500円前後と絶妙な価格帯。
もっと手軽な選択肢がないものかと買いあぐねているところでした。
結論、ペットボトルに入れて常温保存で十分
色々と検討した結果、たどり着いたのはウルトラC。
コンビニで炭酸飲料を買って、空いたペットボトルにコーヒー豆を保存する方法でした。一見すると質素さがにじみ出る様ですが、先ほどの保存容器の条件と比べると実はとても合理的な選択肢なんです。
気密性→液体を保存する容器なので気密性はばっちり
耐久性→元が炭酸水用なので膨張にも強い
遮光性→透明なのでまずいのでは?と思うけれど、直射日光や照明の間近を避ければ正直味への影響は気にならない。
デザイン性→中身がコーヒー豆に代わるだけで既におしゃれ※個人の感想
さらに…
缶や瓶よりスペースを取らず、食器棚で邪魔にならない
注ぎ口が細いので、スプーンを使わずに豆を取り出せる
何よりも極めつけは…
何よりも最寄りのコンビニで100円で買える圧倒的コスパ(おまけに炭酸水が飲める)
と、数多くのメリットがついてきます。最強です。もうペットボトルに豆をいれない理由がありません。浮いたお金でもっとコーヒー豆が買えます。
勿論、 個人の趣味嗜好の話もあるので何を購入するかは人それぞれですし、より厳密な鮮度管理を目指すなら上記では不十分なところもあるかもしれません。
あくまで今回は、「自宅で飲むコーヒーのレベルで程よくおいしさを保てて、かつ手間のかからない方法」という視点で色々試した結果、費用対効果が一番高いんじゃないかと思う方法を紹介してみました。